『ギルガメッシュ』第7話
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あらすじ:
新雪に覆われたホテル・プロヴィデンス。ギルガメッシュの元から戻った紀世子はあまりのストレスの為倒れてしまう。医師に紀世子がギルガメッシュから何かされていないか診察するように命じる伯爵夫人。竜也は姉の事を心配しながら、オルガ達と行動を共にする。新雪を踏みしめながら歩く竜也とイサム。「あの人は何者なの?藤崎君たちはスカウトされたんだろ?」「よくわからない。ただ、君達と同じ。金で買われたんだ。皆それなりに暗い過去ってやつを背負っている…」風子と透の雪合戦に加わる二人、雪飛礫を次々と竜也に投げるイサム。瞬間、竜也の周りに発生した空気のゆがみが雪飛礫を弾き飛ばす。竜也のデュナミスの力だ。デュナミスを駆使した四人の雪合戦が始まる。難しいことはまだ出来ない竜也に額を突き合わせてデュナミスを転送する風子。力がアップしていく竜也。検査の後、対立する紀世子と夫人。カーテンの隙間から雪合戦を覗いた夫人は紀世子に「弟さんは着実にデュナミスを身に付けている。自分の運命を受け入れようとしているわ…邪魔だけはしないでくれる」と冷たく告げる・・・。全員揃っての晩餐。竜也の隣、紀世子の席は空席である。「家族は大切なもの。かりそめとはいえ、私達も家族。だからいっしょにご飯を食べるのは大切なこと」と全員のつながりが大切と強調する夫人。姉弟の部屋。竜也が戻ってくると紀世子が窓辺にもたれて雪を見ている。「今と前とどっちがいい?前はいつ捕まるかってびくびくしていたけど」と尋ねる紀世子に「とりあえず抜け出したよ」と答える竜也。そんな竜也に「でも、前は少なくとも奴隷じゃなかった。」といい、ここから逃げ出さないかと提案する紀世子。竜也は「父さんと向き合うにはここにいたほうがいいと思う」と答える。姉弟で初めて対立する意見・・・。