星界の戦旗
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  • 地域日本
  • タイプTV
  • 正式名称星界の戦旗
  • 英語名Seikai no Senki / Banner of the Stars
  • 中国語の名前星界的战旗
  • 他の名前Pennon Of The Stars
  • 放送開始2000-04-14
  • 放送状況放送終了
  • タグSF / 戦争 / 戦闘 / 恋愛 / 剧情 / 小説改
  • 原作森岡浩之
  • 監督長岡康史
  • シナリオ真喜屋力 / 竹田裕一郎
  • 絵コンテまついひとゆき / 鍋島修 / 吉田俊司 / 高谷浩利 / 米たにヨシトモ
  • 演出まついひとゆき / 鈴木吉男 / 長岡康史 / 吉田俊司 / 鍋島修
  • 制作会社サンライズ
  • 製作サンライズ / WOWOW / バンダイビジュアル
  • 家族星界の紋章
  • Rating12+

『星界の戦旗』

遥か遠い未来、人類が宇宙に幾千の星間国家を形成し、幾多の種族が生きる時代。

遺伝子操作によって宇宙空間に最も適する身体を得た“アーヴ”と呼ばれる種族は、宇宙の半分を支配する強大な国家「アーヴによる人類帝国」を築いていた。

これに対し、「人類統合体」を中心とする他の星間国家は連合を組み、劣勢を挽回しようと戦争を仕掛けてきた。

地上人でありながらアーヴ貴族となった少年ジント・リンは、星界軍の修技館生活を終えて翔士となり、突撃艦“バースロイル”に配属される。

その艦長は、3年前、人類統合体との戦乱の中で逃避行を共にし、深い絆を結んだ相手、アーヴ皇帝の孫娘であるラフィール十翔長。

ふたりは逃避行のうちにやむをえず殺すこととなったフェブダーシュ男爵の妹アトスリアを直属の上官として、敵軍の喉元“アプティック門”を舞台に初陣に挑む。

繰り返される激戦のなか、星界軍は多くの仲間を失いながらもついに敵艦隊を後退にまで追いつめる。

だがその寸前でバースロイルが大破。

部下を退避させたラフィールは、爆散直前の艦に取り残されたジントを救いに身ひとつで艦内に飛び込んでいく。

危機をともに乗り越え、初陣を飾った二人。

だがその前にはさらなる戦いの宇宙がひろがるのだった。

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      • 第1話 再会

        主計修技館(ケンルー・サゾイル)を卒業したジントは、3年前の約束どおり、書記(ウィグ)として突撃艦(ゲール)バースロイルに赴任。艦長(マノワス)であるラフィールとの再会を果たした。 帝国暦(ルエコス)955年。<アーヴによる人類帝国(フリューバル・グレール・ゴル・バーリ)>は、人類統合体への大規模な反攻作戦を開始。慣熟航行を終えたバースロイルもその戦列に加わるべく、星界軍(ラブール)の拠点・ヴォベイルネー鎮守府(シュテーム・ヴォベイルネール)を目指していた……。

      • 第2話 幻炎作戦

        突撃分艦隊(ヤドビュール・アシャル)<ラトゥーシュ>第一〇五八突撃戦隊(ソーヴ・アシャル・キュトポルリュガナ)の第一突撃隊(スューフ・アシャル・カースナ)に所属が決まり、突撃艦(ゲール)バースロイルはアプティック星系キーヨース・アプティカル哨戒の任に就くこととなった。しかし、その突撃隊司令(サレール・スュム・アシャル)アトスリュア百翔長(ボモワス)は、3年前にラフィールが殺したフェブダーシュ男爵(リュ-フ・フェブダク)の妹だった……。

      • 第3話 突撃艦“バースロイル”

        アプティック星系のアトスリュア百翔長(ボモワス)の元に配属された突撃艦(ゲール)バースロイルだが、ジントは彼女がフェブダーシュ男爵(リュ-フ・フェブダク)の妹であることを考えると気が気でない。だが、そんな彼の心配もラフィールにとっては考えてもしょうがないこと、なのだった。ダクルーで休息していたジントの元に、アトスリュアが現れる。兄のことは恨んでいないが、爵位を自分が継がなくてはいけなくなったのが困った、と伝えるアトスリュアに、警戒心が晴れないジントだったが……。

      • 第4話 初陣

        ウィンブル門(ソード・ウィンブル)方面から飛来した所属不明の時空泡群は、<人類統合体>の威力偵察であった。迎撃すべく出撃する突撃分艦隊(ヤドビュール・アシャル)<ラトゥーシュ>。敵の機雷攻撃をかわし追撃する中、ジントはラフィールに「怖い」と告げる。ラフィールも同じだと聞き、ほっとするジント。敵巡察艦に次々と沈められていく星界軍の突撃艦。熾烈な応酬の中、遂にバースロイルに電磁投射砲が迫る!!

      • 第5話 華やかな狂気

        敵の戦力が当初の予想を上回ると判断した司令長官(グラハレル)ドゥサーニュは、敵艦隊撃滅を優先する幻炎一八号作戦への変更を決定する。これを受け、アプティック防衛艦隊(レクポリア・アプティカル)の指揮官として派遣されたビボース兄弟は『華やかな狂気』の異名を持つビボース一族の公子だった。 修理と補給のための休息の合間に、ジントはエクリュアとふたりきりになる。猫は嫌いだというエクリュアに、ディアーホの面倒を見てくれるのは何故?と問うジント。「あなたの猫だから」と言われ焦るジントに、エクリュアは「…だったら嬉しい?」とたたみかけ、ジントを苦笑させるのだった。

      • 第6話 弔いの晩餐

        アトスリュア百翔長(ボモワス)からの招待。それは、亡き兄・前フェブダーシュ男爵(リューフ・レカ・フェブダク)クロワールを偲んで催された、弔いの晩餐(ギューク・ロボロト)であった。ジントの予想に反し、ラフィールは参加するという。自分が死んだ時に誰かが自分のことを覚えてくれているように、生きてるうちにはそういう席に出る、というアーヴ流の考えが、ジントにはあまり理解できない。 会食の席で、恨んでいるんじゃないか?と改めて問うラフィールに、アトスリュアは答える。「恨み言をこぼすために客を招いたとあっては、どうして我が子孫が先祖を誇ることが出来ましょう」ラフィールはつまらぬ事を聞いたと恥じるのだった。

      • 第7話 くらやみの逃亡

        ウィンブル門(ソード・ウィンブル)方面への索敵に投入された第一〇五八突撃戦隊(ソーヴ・アシャル・キュトポルリュガナ)は、敵先遣部隊と遭遇、撃破する。その帰路、ラフィールたちの乗る突撃艦(ゲール)バースロイルとセーグロイルが、敵の奇襲を受けて平面宇宙(ファーズ)に孤立してしまう。敵の機雷(ホクサス)により大破したセーグロイルから従士らを引き上げ、バースロイル1艦で航行を続けるが、後方から迫る時空泡に乗組員達の精神は限界に近づいていた。その時、前方に新たな時空泡群が現れる。敵か味方か、ラフィールが下した決断とは……。

      • 第8話 決戦前夜

        敵・人類統合体のねらいは、アプティックに間違いない。予想される戦力は、約170個分艦隊(ヤドビュール)相当。通常空間(ダーズ)で迎え撃つアプティック防衛艦隊(レクポリア・アプティカル)は、わずかに12個分艦隊(ヤドビュール)。幻炎艦隊(ビュール・レニブ)の主力部隊が到着するまでの最大72時間、このささやかな戦力でアプティック門(ソード・アプティカル)を守りぬかなくてはならない。決戦前夜(ゴイライシャカル)。各々の胸に、様々な思いが去来する。そしてついに、決戦の日が訪れた!

      • 第9話 バースロイルの戦い

        アプティック防衛艦隊(レクポリア・アプティカル)が配置についた。戦闘開始までのわずかな間、一時的に臨戦態勢が解除される。将来のことなどを話し合う、ジントとラフィール。アーヴには3つの生き方がある、そう説明するラフィール。「翔士としての生き方」「商人としての生き方」「親としての生き方」。やがて、戦闘が開始される。次々と門〈ソード〉からわき出す敵機雷(ホクサス)群。それを迎撃に向かうバースロイル。苦しい戦いが始まった……!!

      • 第10話 流れる星

        人類統合体の執拗な雷撃の前に、アプティック防衛艦隊(レクポリア・アプティカル)は苦戦を強いられていた。1隻、また1隻とプラズマ化してゆく友軍艦。苦しい戦いの中、機雷群を迎撃するため、奮闘するバースロイルの僚艦キドロイルが目の前で爆散した。戦場の無情に苦悩するラフィール。門(ソード)に向けて放たれる友軍の嫌い攻撃の航跡に、ラフィールはひとり呟く。「まるで魂のようだ」と……。

      • 第11話 灼熱の戦場

        被害が甚大な突撃艦部隊を一時後退させ、護衛艦隊による機雷掃討作戦を展開する星界軍(ラブール)。高揚するラフィールは、後退命令に歯噛みするが、ジントになだめられる。多大な犠牲を払って機雷(ホクサス)群を制し、戦いは次の段階……突撃艦(ゲール)同士による格闘戦に移行した。門(ソード)から突入してくる敵突撃艦部隊に対し、善戦するラフィールら星界軍(ラブール)の突撃艦部隊。なんとか互角に持ち込んだものの、敵は次の標的をラフィールの乗るバースロイルに定めていた……!

      • 第12話 アプティック門沖会戦

        機雷(ホクサス)も核融合弾(スピュート)も撃ちつくし、旗艦(グラーガ)<スカーカウ>までもが参戦せざるをえないほどに疲弊しきったアプティック防衛艦隊(レクポリア・アプティカル)。本隊の到着はまだなのか。一方、突撃艦(ゲール)<バースロイル>は、敵艦の反陽子砲を受けて戦線離脱を余儀なくされていた。唇を噛み、総員退去を命じるラフィール。しかし、ジントがまだ艦内に残っているという。その時、与圧兜(サプート)を手に、ラフィールは爆散寸前の艦内へと踵を返した!

      • 第13話 絆のかたち

        間一髪のところで、救命莢で脱出したジントとラフィール。また居場所が無くなってしまったジントは、それでもラフィールに告げる。キミと一緒だから、居場所なんかどうでも良くなっていく、と。戦局は決して星界軍(ラブール)にとって有利な状況ではなかったが、スポール提督の無茶な蹂躙戦の影響で戦線は混乱していた。やがて本体の左翼と右翼の艦隊が戦場に到着し、状況は一変する。やがて敵残存艦隊は撤退をはじめ、アプティック門沖会戦はココに集結した。そなたが死んだら、わたしが悲しむ。それでは不足か?」ジントはラフィールの言葉に、答えることが出来ない。そしてその答えを見つけるまで、もうちょっと付き合って欲しいと願うのだった。

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