星界の戦旗II
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  • 地域日本
  • タイプTV
  • 正式名称星界の戦旗II
  • 英語名Seikai no Senki II / Banner of the Stars II
  • 中国語の名前星界的战旗II
  • 他の名前Pennon Of The Stars 2
  • 放送開始2001-07-11
  • 放送状況放送終了
  • タグSF / 戦争 / 戦闘 / 恋愛 / 剧情 / 小説改
  • 原作森岡浩之
  • 監督長岡康史
  • シナリオ竹田裕一郎
  • 絵コンテ長岡康史 / 高木茂樹 / 篠原俊哉 / 山中英治 / 西本由紀夫
  • 演出高木茂樹 / 長岡康史 / 鶴田寛 / 佐藤千春 / 菱田正和
  • 制作会社サンライズ
  • 製作サンライズ / WOWOW / バンダイビジュアル
  • 家族星界の紋章
  • Rating12+

『星界の戦旗II』

「星界の戦旗」の続編。

熾烈をきわめた“アプティック”での戦いで、艦を失ったラフィールは、軍から再び突撃艦を与えられ新たな任務につく。

それは、敵国“人類統合体”の犯罪者を集めた流刑の星、占領惑星“ロブナスII”の臨時統治であった。

しかし、“領主副代行”という役割で地上に降りたジントは犯罪者たちの反乱に巻き込まれ、捕らわれの身となってしまう。

銃を突きつけられるジントの姿を目の当たりに見せられたラフィールは激しく動揺する。

しかし、敵軍の迫る中、断腸の思いでジントと別れ、ロブナスIIからの避難船を連れて所属艦隊へ戻る。

「ジントは生きているのか?」惑星退避から三週間後、再びロブナスIIへと戻ったラフィールの前には荒れ果てた大地と大量の死体が転がっていた。

そんな中でジントは生きていた。

やせ細り、虫の息ながらに生きていたジントの横で涙の止まらないラフィール。

二度と離れたくない。

強くお互いの存在を確認し合うのだった。

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      • 第1話 狩人作戦

        幻炎作戦はアーヴ帝国の勝利に終わり、〈人類統合体〉に深刻なダメージを与えることに成功した。星界軍はその勢いを以て、敵領土内に孤立する帝国領を確保するため、次なる作戦を発動させる。作戦名「狩人」。その狩人艦隊第4艦隊にラフィール麾下突撃艦バースロイルがいた。新たに帝国領となった惑星ロブナスIIに領主代行として赴くのだが……。

      • 第2話 流刑の星

        惑星ロブナスII、それは受刑者が収監される刑務所惑星だった。領民政府代表を名乗る4人からの通信に混乱するバースロイル艦橋。女性囚人、男性囚人、不妊処置を施された男女囚人、そして行政庁それぞれの長が自分たちに物資を、と要求する中で、ラフィールは行政庁長官メイディーンを代表と認め、交渉を開始する。領主副代行として地上世界に降り立ったジントは、行政長官から思わぬ提案を受ける……。

      • 第3話 移民計画

        行政長官からの提案、それは刑務官と商店関係者など受刑者以外の領民2万人の亡命だった。食料の分配、移民の手続きなどに奔走されるジント、そしてそれを心遣うラフィール。そして、女性受刑者の長シャンガルが10万人もの全女性受刑者の移民を希望したことで、さらに状況は悪化する。お互いに身の安全を確保しようと言い争う面々に困り果てるジントだったが……。

      • 第4話 狩人たち

        順調に移民が進む中、人類統合体の残存艦隊がロブナス星系に近づきつつあった。ビボース提督は追撃を禁じ、敵兵力からの一時退避命令を発令した。一方、星界軍はトライフ大提督の第21艦隊を中心に迎撃態勢を整えつつあった。一時撤退命令に伴う移民計画の休止に猛反発する領民たち。移民計画の前倒しを要求するメイディーンとシャンガルに対し、ジントは努力を約束するが、結局、間に合わせることは出来なかった。そして、もっとも恐れていた事態、反乱が勃発する。

      • 第5話 叛乱

        男性囚人の長アンガスンの指揮の下、一斉に蜂起する東部矯正区の囚人たち。一部の刑務官たちの裏切りもあり、囚人側の有利に事態は進んでゆく。奇跡的に確保された海港から脱出計画は進められていたが、囚人たちは中央矯正区の囚人を味方につけ、西部矯正区と港がある管理区を分断しようとしていることが判明する。女性たちをこの星から逃さないために。ジントはラフィールの許可を得て、西部矯正区の移民を見届けるために向かうメイディーンと行動を共にする。しかし、その車両は反乱に加担する裏切りの職員たちの手におちていた……。

      • 第6話 アーヴの地獄

        造反し囚人側についた職員たちに囚われたメイディーンとジント。彼らを動かしていたのは、矯正区内で秘密裏に精製されるアルカイクという麻薬だった。ドクフーとアンガスンは、連行されてきたメイディーンとジントに対し、女性移民の取り消しを求める。しかし、かたくなに拒否したメイディーンは、ジントの目の前で射殺されてしまう。ジントを人質に、ラフィールと交渉をはじめるアンガスンに対し、ラフィールは冷たく拒絶する。すぐにでも地上世界に降り立ち、ジントを奪回したい心を抑え、救出を主張するサムソンにも撤退を厳命するのだった。

      • 第7話 金色烏[ガサルス]の旗

        ジントの奪回よりも、移民の円滑な進行を優先させたラフィール。「今はあの者のことは忘れる」と言うラフィールに、エクリュアは「出来るの?殿下」と尋ねるのだった。一方、地上世界ではジントの扱いを巡って対立する。戦闘継続を拒否するドクフーに対し、ジントを楯に戦闘継続を命令するアンガスン。その緊張が頂点に達したとき、発砲が始まった。人類統合体の残存艦隊に対して威力偵察を行うスポール提督率いる第1艦隊がロブナス星系に立ち寄る。スポールに対し、星系の保持と時間稼ぎを要求するラフィール。帝国の威信をかけている、というラフィールに、スポールの下した決断は……。

      • 第8話 守るべきもの

        スポールは、取引で人類統合体残存艦隊の足を止め、その間に移民作業が進められていた。ほぼ乗船が完了し、出発準備をすすめるラフィールのもとに、新しい領民代表トマソフが訪れる。彼が持ってきたのは行方のわからないジントの端末腕環だった。そして、宇宙では、第1艦隊と人類統合体残存艦隊との交戦が開始された。補給が不足している敵艦隊だったが、圧倒的な数の差はいかんともしがたく、第1艦隊の被害は徐々に増えていく。もはや時間はなくなり、ラフィールを乗せた輸送艦はジントの目の前から宇宙へと旅立ったのだった。

      • 第9話 弓を置くとき

        スポール提督率いる狩人第1艦隊は、敵の圧倒的な戦力の前に撤退を余儀なくされる。一方、強襲輸送艦を指揮するラフィールは、ソードから通常空間に押し寄せる人類統合体の艦隊と入れ違いにソードに突入、損害著しい第1艦隊と合流した。一方、狩人作戦も終盤を迎え、狩人第4艦隊司令長官ビボースは、包囲していたバスコットン門を機雷で攻撃する。が、彼が1番のりだと思っていたそのソードの向こう側の通常空間には、アブリアル大提督が指令官をつとめる友軍艦隊がいたのだった。

      • 第10話 アブリアルの涙

        囚人たちを避け、食料も尽き、ジントの命は尽きかけていた。人類統合体の艦隊が去り、元刑務官たちを傭兵団として雇い、ラフィールはロブナスIIに戻ってきた。見る影もない星の様子に、不安を募らせるラフィールとサムソン。サムソンは友を迎えるために料理を作り、彼を待つと言い、ラフィールはジントが自分にとってどのようなものであるのか、サムソンに考えさせられる。そして、傭兵団からあるものを発見した、と報告が入る。それは、ジントの頭冠だった……。

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