- 名前:ヘスティア
- 英語名:Hestia
- 中国語の名前:赫斯缇雅
- 他の名前:Hesutia / 上神大人
- 性別:女
- 身長:140cm
- 种族:神
『ヘスティア』
本作品のヒロインの一人。ヘスティア・ファミリアの主神。キャラクターの設定はギリシア神話に登場する女神ヘスティアに由来し、作中においても三大処女神の一人であり、炉の女神として竈の炎を司るとされる。また、ボクっ子という設定もあり、黒髪ツインテールで身長140Cの幼い外見だが巨乳のため、他の神からは「ロリ巨乳」や「ロリ神」と呼ばれ、道行く人やバイト先の客からはマスコットキャラのように可愛がられる。
下界に来た当初は友人であるヘファイストスの下に身を寄せていたが、怠惰な生活を改めなかったために追い出され、自身のファミリアへの入団者を見つけられずにいた時に、同じく路頭に迷っていたベルと出会い、彼を眷族にしてファミリアを構える。その後は態度を改め、ファミリアの運営と生活のために幾つものバイトを掛け持ちして、ファミリアの運営に取り組む。同じく零細のファミリアを運営するミアハやタケミカヅチと親交がある一方、フレイヤには苦手意識を持っており、ロキとは取っ組み合いの喧嘩をするほど仲が悪い。下界に降り立った神々の中でも根っからの善神であり、天界では誰に対しても差別せず平等に接する人物としても知られ、神格の高さもあり神々からは一目置かれている。
神と人の違いを乗り越えてベルと相思相愛になることを夢見ており、彼が想いを寄せるアイズや彼に想いを寄せる女性を警戒する。本編1巻ではベルのために丸一日かけてヘファイストスに土下座までして頼み込み、2億ヴァリスの借金と彼女の店でのタダ働きを代償に、神(ヘスティア)のナイフを作製してもらう。本編8巻では祖父を失い一人になった寂しさの経験から、永遠を生きる自分に喪失の痛みを与えることを恐れていたベルに、神々との愛を怖がらないで欲しいと告げる。
2015年に本編がアニメ化された際に、外見のトレードマークである「例の紐」が注目され、これによりキャラクターの人気に火がつき、作者が想像できない形で本作品が周知されるようになる。