シル・フローヴァ
图集
  • 名前シル・フローヴァ
  • 英語名Syr Flova
  • 中国語の名前希儿·福罗瓦
  • 性別

『シル・フローヴァ』

本作品のヒロインの一人。光沢のない薄鈍色の髪と瞳を持つ18歳のヒューマンの少女。作中のメインキャラの中では唯一の一般市民として登場するものの、本編16巻でその正体がフレイヤであると明かされる。

ちゃっかりしているものの、基本的にドジッ子体質。知らない人と触れ合う事が趣味であり、人を見ることが好き。純朴そうな雰囲気であるが、人の心の機微に聡く、瞳を見ただけで人の思考を読み取る事ができ、アーニャやクロエはシルを「魔女」とぼやいており、ロキからは豊饒の女主人の中で最も警戒すべき人物と評される。

豊饒の女主人のウェイトレスとして、駆け出しのベルと出会い、ベルを店に招待する。ベルに対して好意を抱いており、冒険者という危険な立場のベルを心配するが、ミノタウロスを倒してLv.2にランクアップした際は心から喜ぶ。出会ったころからベルに弁当を差し入れており、店に置いてある魔道具などをベルに貸し与えて、それらがベルの窮地を脱することに役立つ。たまに店を休んではダイダロス通りにある孤児院に赴くが、影ながらフレイヤ・ファミリアの団員から護衛されており、「シル様」と呼ばれる。

かつて貧民街で飢えていた時にフレイヤと出会った「シル」は、フレイヤになりたいと告げて彼女と取引をした。この取引により、かつての「シル」は名をヘルンと改め、フレイヤの眷族となって女神の侍従頭を務め、彼女にだけ変身できる魔法を得て心身を彼女と共有することになる。フレイヤに影響されてヘルンもベルに心惹かれてゆくが、その思い以上の女神への敬愛から、女神を小娘へと堕落させるベルに対して一度は殺意を抱いてベルの殺害を謀るものの、最終的にヘルンとしてベルへの愛を受け入れ、自身の命を賭してフレイヤの救済をベルに託す。

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