- 名前:リュー・リオン
- 英語名:Ryuu Lion
- 中国語の名前:琉·利昂
- 他の名前:Ryuu Rion
- 性別:女
- 种族:エルフ
- 职业:酒場店員・元冒険者
- 武器:《アルヴス・ルミナ》《小太刀・双葉》
- 所属:酒場「豊饒の女主人」
『リュー・リオン』
本作品のヒロインの一人であり、ファミリアクロニクル『episodeリュー』の主人公。薄緑の髪のエルフの女性で年齢は21歳。女神アストレアの眷族でステイタスはLv.4。
豊饒の女主人に住み込みで働くウェイトレスだが、料理の腕は、からっきし駄目。自己批判的で、謹厳実直な性格であり、口調も厳しめだが、気を許した相手には若干柔らかい態度になる。駆け出しのころのベルと出会い、かつて起こした事件のために素性を隠していたが、元冒険者の経験を踏まえてベルにアドバイスする。また、出会ったころは、シルのベルへの想いを応援し、将来の伴侶と勝手に定めており、自分よりシルを優先するようにと常にベルに言い聞かせている。
Lv.4の腕前は未だ健在であり、戦闘では疾走系スキルを活かした直接戦闘の技術が高く、風の広域攻撃魔法を洗練された平行詠唱で使いこなし、回復魔法も有するオールラウンダーである。そのため、ヘスティア・ファミリアやヘルメス・ファミリアの助っ人として、何度も駆り出される。本編13巻でクノッソス攻略に参加するアイシャらの助っ人として同行し、ジュラの罠によりベルと共に深層に落とされるが、彼と共に深層から脱出する過程で、かつての仲間たちを失った自責の念から開放される。深層から帰還した後、疾風は死亡したとギルドから発表されてブラックリストからも削除されるが、ベルの顔を直視できないほど意識するようになり、本編16巻では自分の想いに直面する。
11歳頃、エルフに同族嫌悪を抱いて里を飛び出した後にオラリオでアストレアと出会い、アリーゼの強引な勧誘によりアストレア・ファミリアの一員となる。本編開始の5年前、闇派閥の罠により自身を除いた全団員が殺され、その復讐心から多くの者を血祭りにした結果、ギルドのブラックリストに載り、冒険者の資格も剥奪されて一時は賞金を賭けられていた。復讐を終えた後にシルと出会い、生きる希望を示唆してくれた彼女に多大なる感謝の念を持つようになる。
二つ名は疾風。