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『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第10話 「愛する人は ずっと見守っている」

放送開始:2018-03-14

動画の長さ:00:24:00

あらすじ:

マグノリア家の屋敷につながる白樺の一本道を、大きなお人形が日傘を差して歩いて来た。冬の初め、屋敷にやって来た自動手記人形、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。マグノリア家の一人娘・アンは、好奇心旺盛でお母さんが大好きな女の子。けれど、最近は気分が晴れない。母の体調が芳しくない上に、訪ねて来る客が後を絶たない。一緒におままごとをすることも、本を読むことも、虫を捕まえることもできない。手紙を書くために母が招いたという「お人形」も、きっと私から母を奪う存在に違いない。それから、母はヴァイオレットと二人きりでアンに内緒の手紙を書き始めた。母に近づけないアンの心には、ますます不安が募る。アンは、誰に宛てたものかもわからない手紙を書くより、少しでも自分と一緒にいて欲しいと願う。それが叶わないのなら、「せめて手紙を書いている側でお母さんの手を握らせて欲しい」だって、もう母に残された時間がないことを知っているから……。それすらも許されず、胸が張り裂けそうになるアン。わがままを言って、母を悲しませたいわけではないのに、涙が止まらない。「手紙なんて届かなくていい」と泣きじゃくるアンに、ヴァイオレットは優しく告げる。「届かなくていい手紙なんて、ないのですよ」そう言って、ヴァイオレットはアンをそっと抱きしめた。ヴァイオレットが屋敷を去る日。アンはヴァイオレットのあたたかな頬に小さなキスをした。その時、ヴァイオレットが「お人形」ではなかったと知るアン。ヴァイオレットは、愛らしいアンに優しく微笑みかけた。ヴァイオレットがアンに内緒で代筆した手紙。それは、50年間にわたってアンの誕生日に届く、母からの手紙だった。将来、母が亡き後もアンは手紙によって、母の愛情を受けて育つ。遠く離れたところにいる、母に見守られながら。

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