- 地域:日本
- タイプ:OVA
- 正式名称:銀河英雄伝説
- 英語名:Ginga Eiyuu Densetsu / Legend of the Galactic Heroes
- 中国語の名前:银河英雄传说
- 他の名前:Legend of Galactic Heroes / 银英传
- 放送開始:1988-01-08
- 放送状況:放送終了
- タグ:SF / 戦争 / 剧情 / 小説改
- 原作:田中芳樹
- 監督:石黒昇
- 制作会社:キティフィルム三鷹スタジオ(1期~3期) / ティー・ピー・オー(1期, 2期) / ケイファクトリー(4期) / ARTLAND / マジックバス
- 製作:キティフィルム・徳間ジャパン
- 家族:銀河英雄伝説
- Rating:16+
『銀河英雄伝説』
遥か未来、宇宙に進出した人類は銀河系を二分する社会体制を構築していた。
片や専制政治で統治された銀河帝国、そしてそれに対するは民主政治を敷いている自由惑星同盟である。
この二国間は150年余の長きに渡り戦争状態にあったが、この停滞した状況に風穴を開けるべき逸材がほぼ同時に双方の軍にて頭角を現した。
貴族社会を憎み自らが頂点たらんとする野望を抱く帝国軍のラインハルトと、卓越した用兵術を度々披露しながら本人は戦争嫌いという同盟軍のヤンである。
この両雄の周囲にそれぞれ異才が集結し、やがて互いの国家の存亡を懸けた戦いが始まった!
タグ
PVエピソード並べて表示 / 詳細表示
主なエピソード並べて表示 / 詳細表示
-
第12話 .帝国領侵攻
脚本:遠藤明範 絵コンテ:奥田誠治 演出:高木真司 作画監督:黄瀬和哉 / イゼルローン要塞の奪取により、戦争が終結すると期待していたヤン。しかし、軍部はさらなる攻勢を計画していた。同盟政府の中には、人材の多くを軍に徴用されたことで社会システムが疲弊している、今は国力回復を図るべきと主張する者もいたが、次の選挙のため勝利を求める声はより大きかった。一方、軍部の作戦会議の席上では、作戦立案者のフォーク准将が空虚な演説を振るっていた。
-
第11話 .女優退場
脚本:戸田博史 絵コンテ:石黒 昇 演出:大関雅幸 作画監督:木下ゆうき / ベーネミュンデ侯爵夫人は、かつて皇帝の寵愛を一身に受けていた。しかし、今や皇帝の愛情と関心はアンネローゼに移った。自らの地位を奪ったとして、アンネローゼを深く恨む彼女のもとに、フレーゲル男爵が近づく。ベーネミュンデ侯爵夫人は計略をもってアンネローゼを誘い出し、平民との心中を装って彼女を謀殺しようと試みるが、キルヒアイスらの素早い行動で事態は未然に防がれる。皇帝はベーネミュンデ侯爵夫人に自らの命をもって罪を償うよう命じるのだった。
-
第10話 .ジェシカの戦い
脚本:遠藤明範 絵コンテ・演出:岡本達也 作画監督:小田不二夫 / テルヌーゼン市にある士官学校の記念式典に招待されたヤン。しかし、代議員補欠選挙の主戦派候補者の出迎えを受け、その選挙宣伝に利用されてしまう。そんなヤンを今度は反戦派の対立候補、ソーンダイクの支持者が襲う。そこに駆けつけヤンを救ったのは、ジェシカだった。反戦派候補の選挙運動メンバーとして活動するジェシカ。二人は懐かしい士官学校を訪れ、過ぎた日々を振り返る。
-
第9話 .クロプシュトック事件
脚本:小西川 博 絵コンテ:奥田誠治 演出:高木真司 作画監督:黄瀬和哉 / クロプシュトック侯は、帝国門閥貴族の名門だったが、フリードリヒⅣ世が即位する際の権力闘争に敗れて以来、社交界から追放されていた。この日、久しぶりにブラウンシュヴァイク公のもとを訪れた彼は、近々ブラウンシュヴァイク公が開くという皇帝臨席のパーティーへ自らも出席出来るよう懇願する。かつての仇敵に膝をかがめられた公はその願いを聞き容れるが、それは恐ろしい事件の幕開けでもあった……。
-
第8話 .冷徹なる義眼
脚本:柳川 茂 絵コンテ:新井 豊 演出:石黒 昇 作画監督:新井 豊・西嶋信一郎 / 難攻不落を誇ったイゼルローン要塞は、遂に同盟軍の手に落ちた。イゼルローン駐留艦隊の参謀、オーベルシュタイン大佐は、司令部で唯一の生存者として要塞陥落の責を負わされる。彼はラインハルトのもとを訪れ、自らが帝国を憎む理由を語った。ラインハルトはオーベルシュタインを自陣営に迎えると決め、帝国軍上層部に彼の助命を申し出る。しかしキルヒアイスは、オーベルシュタインの登用がラインハルトの覇道に暗い影を落とすのでは、と予感するのだった。
-
第7話 .イゼルローン攻略!
脚本:戸田博史 絵コンテ:湖川友謙 演出:石黒 昇・熨斗谷充孝・上野史博 作画監督:湖川友謙・鈴木伸一 / イゼルローン要塞に、同盟軍の攻撃により損傷した1隻の軽巡航艦が入港する。ラーケンと名乗る巡航艦の艦長は、同盟軍のイゼルローン要塞攻略作戦を入手したと語り、要塞司令官シュトックハウゼンに面会を求める。実は、彼こそが変装したシェーンコップだった。司令官を人質に取り、計画通り要塞を手中に収めたと思われたが、一士官の思わぬ抵抗で要塞の全機能が停止してしまう。このままでは第十三艦隊が危ない。シェーンコップらは、要塞中枢部を目指す。
-
第6話 .薔薇の騎士
脚本:戸田博史 絵コンテ・演出:岡本達也 作画監督:小田不二夫 / 新たに創設された第十三艦隊の司令官となったヤン。彼に下された最初の任務は、帝国軍の軍事拠点、イゼルローン要塞の攻略だった。ヤンの幕僚には、美しく聡明な副官、フレデリカをはじめ、個性的な面々が揃う。中でも注目を集めたのは「薔薇の騎士連隊」の隊長、シェーンコップだった。ヤンは彼に、イゼルローン要塞攻略の秘策を打ち明ける。本作戦に対するヤンの思いを聞いたシェーンコップは、不敵な笑いと共に協力を約するのであった。
-
第5話 .カストロプ動乱
脚本:花園由宇保 絵コンテ:福島宏之 演出:長尾 粛 作画監督:清山滋崇 / 銀河帝国の地方領主マクシミリアン・フォン・カストロプは、父親が不正に蓄財した財貨の返還を求められるが、これを拒絶し、帝国に叛旗を翻す。説得に訪れたマリーンドルフ伯を人質にした彼は、フェザーンより調達した無人戦闘衛星を頼みにカストロプ星系に籠城。ラインハルトの推挙を受け、彼の腹心であるキルヒアイスに叛乱鎮圧の勅命が下る。彼は大胆不敵な戦術を用いて無人戦闘衛星を無力化し、わずか数日で叛乱を鎮圧。この鮮やかな手腕に、帝国の提督たちも賛嘆の声を上げるのだった。
-
第4話 .帝国の残照
脚本:遠藤明範 絵コンテ:福富 博 演出:冨沢和雄 作画監督:青木哲朗 / アスターテ会戦の功績により、ラインハルトは帝国元帥に昇進した。王宮での元帥杖授与式の後、ラインハルトは姉であるアンネローゼとの面会を許される。彼と共にアンネローゼの館に向かうキルヒアイスの脳裏には、幼き頃の思い出が蘇っていた。美しい金髪の姉弟が隣の家に引っ越してきた日。三人で過ごした幸せな時間。そして、皇帝の寵姫としてアンネローゼが連れ去られた日のこと。彼女を救うため、彼ら二人は帝国の打倒を誓ったのだった。
-
第3話 .十三艦隊誕生
脚本:首藤剛志 絵コンテ・演出:山田ひろし 作画監督:黄瀬和哉 / 同盟首都ハイネセンでの「アスターテ会戦戦没者追悼式典」を仮病で欠席したヤン。その会場にヤンの旧友、ジェシカが現れた。彼女はアスターテ会戦で戦死したヤンの親友、ラップの婚約者だった。彼女は舌鋒鋭くトリューニヒト国防委員長を弾劾する。テレビ中継でこれを見たヤンは、後輩のアッテンボローと会場に向かい、憂国騎士団なる集団に襲われそうになっていたジェシカを間一髪で救い出す。
-
第2話 .アスターテ会戦
脚本:首藤剛志 絵コンテ:清積紀文 演出:秦 義人 作画監督:新井 豊 / 同盟軍第四、第六艦隊を撃破して意気の上がる帝国軍は、残る第二艦隊に対し総攻撃をかける。予想外の方向から攻撃を受けた第二艦隊は、旗艦パトロクロスまでもが被弾。パエッタ司令官が重傷を負ってしまう。指揮権を委譲されたヤンは、ラインハルトの戦術を読み切っていた。勝利を完全なものにするべく中央突破を図った帝国軍に対し、ヤンは自軍が分断されたと見せかけた上で敵の背後に回り込み、猛烈な反撃を開始する。こうしてヤンは自軍の崩壊を食い止め、帝国軍に一矢報いたのだった。
-
第1話 .永遠の夜の中で
脚本:首藤剛志 絵コンテ・演出:石黒 昇 作画監督:新井 豊 / 宇宙暦796年/帝国暦487年。ラインハルト・フォン・ローエングラムは2万隻の艦隊を率いて自由惑星同盟領に進攻した。同盟軍は帝国軍に倍する4万隻の艦隊をもってこれを迎え撃つ。誰もが同盟有利を疑わず、帝国軍の内部からも撤退の声が上がる中、ラインハルトは同盟軍艦隊が集結するのを待たずに急進。第四、第六艦隊を各個撃破戦法にて葬り去る。意気の上がる帝国軍は、残る第二艦隊へと矛先を向けるが、そこにはラインハルトの戦略を見抜く、ヤン・ウェンリーの存在があった……。