『銀河英雄伝説外伝』
《银河英雄传说》外传九部:
OVA外传的顺序排列
依其各外传最后一集所出现的预告片段,其外传的先后顺序如下:
0.黄金之翼(注:此为剧场版,但片尾有注明属于外传,影片前2分钟为莱因哈特幼年剧情)
1.螺旋迷宫(全14话)
2.白银之谷(全4话)
3.叛乱者(全4话)
4.决斗者(全4话)
5.夺还者(全4话)
6.朝之梦、夜之歌(全4话)
7.千亿星辰、千亿光芒(全12话)
8.第三次迪亚马特会战(全2话)
9.污名(全4话)
10. 星之海洋(剧场版, 改编自外传“击碎星辰的人”后半部分)
《银河英雄传说外传-螺旋迷宫》(LoGH_Spiral_Labyrinth)全14话
宇宙历788年,21岁的杨威利越级升为少校。
受到学长亚历克斯·卡介伦的委托,杨开始调查第二次提亚马特会战中使银河帝国完全败北的同盟军总指挥官“七三零年党”领袖布鲁斯·阿修比元帅的死因。
描绘了七三零年党的事迹,以及杨同后来的部下派特里契夫、姆莱等人结识的经过。
《银河英雄传说外传-白银之谷》(Silver Vale)全4话
宇宙历791年 帝国历482年未来的新银河帝国皇帝—罗严克拉姆一世(史称黄金狮子帝),当时尚未继承罗严克拉姆伯爵家姓的莱茵哈特·冯·缪杰尔与好友齐格飞·吉尔菲艾斯从幼年军校毕业,以少尉和准尉的身份被派往卡布契兰加行星前线基地的BIII地区,在那里他们将迎来自己的初战以及未知的阴谋… 天才莱茵哈特的晋升神话也由此拉开了序幕…
《银河英雄传说外传-叛乱者》 全4话
白银之谷事件后,小莱和小吉被派往驱逐舰美尔斯2号,分别担任航海士和保安队长。
其他船员对年仅16岁的小莱不服,小莱展现爱心和实力通过了考验,取得船员的信任与好感。
这时同盟军发动进攻,舰身受损,舰长负伤并指明由小莱指挥。
可是副舰长却不承认小莱的指挥权,更要求全舰“玉碎”,小莱无奈,只好发动士兵哗变……
《银河英雄传说外传-决斗者》(LoGH Kettosya) 全4话
刚晋升上尉的莱茵哈特和吉尔菲艾斯少尉,从前线调职回奥丁的军务省。
在探访安尼罗杰时得知姐姐的好友和别的贵族发生冲突,当时贵族们流行以旧式火药单发手枪决斗来解决一切纷争。
莱茵哈特决定为帮助姐姐的好友,出任决斗者……
《银河英雄传说外传-夺还者》 全4话
第五次伊谢尔伦会战后,已成为驻要塞的巡航舰舰长的莱因哈特,接受了统帅本部的密令,以单舰深人同盟国腹地,夺回一变节贵族手中的帝国军事机密。
巡航舰经历重重险阻,在吉尔菲艾斯中尉及副舰长瓦列少校等幕僚的协助下,完成任务。
但此时同盟军已知莱因哈特的存在,并派出大批舰队追击。
莱因哈特究竟如何才能化险为夷?
《银河英雄传说外传-污名》 全4话
帝国历四八六年,宇宙历七九五年十一月,十九岁的帝国军中校齐格飞·吉尔菲艾斯飞抵克罗伊奈赫亚,计划在此度过几天的假期。
只不过,这并不是出于他的自愿。
吉尔菲艾斯不是第一次造访这类完全由人工地表和人工空气组合而成的空中阁楼。
对那些往返于边境宙域的行商或军人来说,这座配备有各种娱乐机能——酒吧、宾馆、赌场、妓院、赛狗场、健身房——的卫星,是发泄欲望和消除压力的绝佳去处,但是对吉尔菲艾斯而言,倒没有什么特别吸引人之处。
大概是天生穷酸的个性使然,所以到了这种五光十色的娱乐世界才会觉得无聊吧——吉尔菲艾斯这么想,不禁苦笑着。
现在的他既没有面临强大的敌人,也没必须处理的文件,连让他表示忠诚的对象莱茵哈特·冯·缪杰尔也不在。
过了年之后,也就是帝国历四八七年,莱茵哈特就要晋升为一级上将,而且即将指挥大军抵抗自由行星同盟的大举入侵。
吉尔菲艾斯也会升任上校,以副官的身份继续留在他身边辅佐军务。
虽然出征的情报收集、补给制度都已备置妥当,战略演练也进行相当顺利,不过吉尔菲艾斯放心不下的是以梅尔卡兹、法伦海特为首的提督阵容。
由于他们是第一次隶属于他的麾下,到时候他们是否能摒弃个人偏见提供必要的协助,实在令人担心。
除了这点之外,倒是没什么特别令他挂心的了,所以他才答应到这里来享受几天假期。
本来莱茵哈特也要同行,不过他因为临时有事,所以必须慢三天才会到............
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第1話 Kap.I
幼年学校を卒業したラインハルトとキルヒアイスは、彼らの最初の赴任先となった酷寒の辺境惑星カプチェランカに向かう。だが、彼らの上官となる前線基地βⅢの司令官ヘルダー大佐には、ベーネミュンデ侯爵夫人からの密書が届いていた。かつて皇帝の寵姫であったベーネミュンデ侯爵夫人は、アンネローゼにその立場を奪われたことを恨み、彼女の弟であるラインハルトを害そうと陰謀を巡らしていたのだ。ラインハルトとキルヒアイスのみでの敵情視察を命じるヘルダー。武勲を立てる機会と意気込むラインハルトだが……。
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第2話 Kap.II
猛吹雪をついて進む機動装甲車。しかし、動力源の水素電池が尽きかけていることに気付く。ヘルダーの指図で、二人の上官フーゲンベルヒ大尉が小細工をしたのだった。ラインハルトは、まず生き残ることを考え、雪中に装甲車を潜ませて敵の出現に備える。暖房も使えない車内で、過去の思い出を語り合う二人。やがて、同盟軍の装甲車が姿を見せた。ラインハルトたちは、生きて基地に帰り着くため、敵を倒して装甲車を奪取することを決意。手持ちの武器は限られていたが、まず1台の撃破に成功。会心の笑みを浮かべるラインハルトだった。
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第3話 Kap.III
突然の攻撃に混乱する同盟軍。ラインハルトたちは液体酸素をも武器として用い、残りの同盟軍兵士も倒した。敵の装甲車から水素電池も奪取し、帰路の動力も確保した。ここでラインハルトは、彼らの装甲車に細工をした者が、その結果を見届けに来るのではと考える。その予想は正しく、ほどなく彼らの上官フーゲンベルヒが姿を現した。キルヒアイスが事故死したと告げられた彼は、ラインハルトに銃口を向けつつ、事件の真相を語ってしまう。さらにアンネローゼを売女と侮辱した彼をラインハルトは赦さなかった。ちょうどその頃、βⅢ基地は同盟軍の奇襲攻撃を受けていた。
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第4話 Kap.IV
敵装甲車から得たデータを用いて同盟軍を撃退したラインハルトは、ヘルダーに今こそ同盟軍基地へ攻勢をかけるべきと進言する。戦闘中であれば当初の目的も果たしやすいと考えたヘルダーは、その案を容れる。戦場で単独行動を命じられたラインハルトは、予想通り背後から襲ってきたヘルダーに立ち向かい、捕らえようとする。しかし、ヘルダーも手強かった。間一髪のところでキルヒアイスが駆けつけ、ラインハルトは救われる。事件の真相について語ることを拒んだヘルダーは谷底に身を投げ、表面上、事件は終息する。ラインハルトたちは、早くも次なる任地である宇宙に思いを馳せるのであった。
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EP5
大佐に昇進したラインハルトは、キルヒアイス大尉と共に憲兵隊への出向を命じられる。憲兵隊に良い印象を持たない二人だったが、過去の資料を調べるうち、憲兵の中にも優れたバランス感覚の持ち主がいると知る。そのケスラーという名は彼らの記憶に留められた。そんなある日、彼らの母校である軍幼年学校で、ライフアイゼンという生徒が殺害される。ラインハルトとキルヒアイスは、憲兵副総監からこの殺人事件の捜査を命じられた。
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EP6
ラインハルトとキルヒアイスは軍幼年学校を訪れる。校長であるシュテーガーは、学年首席のハーゼを捜査に協力させると申し出る。ラインハルトたちは事件現場を調べるが、物証は残っていなかった。そこに校長の命を受けたハーゼが現れる。被害者の友人と言いつつも、感情的になることもなく淡々と質問に答えるハーゼ。だが、キルヒアイスは彼の受け答えに妙な違和感を覚えた。凶器も見つからず、動機も掴めないまま、二人は捜査を続ける。
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EP7
ライフアイゼンの死因は事故死とされ、葬儀が執り行われた。そんな中、ラインハルトのもとに父セバスティアンの訃報が届く。ラインハルトは葬儀に参列するため軍幼年学校を離れるが、その隙を狙ったかのように第二の殺人が起こる。被害者は学年次席のベルツ。現場の状況を見たキルヒアイスは、不自然な隠蔽工作に気付き、犯人はある種のハンディを持つ者では、との推論にたどり着く。そのハンディは、露見すれば犯人の一生を左右するほどのものであった。
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EP8
ラインハルトらは第一の殺人現場にもう一度赴く。薄暗い倉庫を調べていると、突然、ラインハルトの頭上に小麦粉の袋が落ちてきた。間一髪、キルヒアイスに助けられた彼は、30キロの重さがあれば小麦粉といえど凶器になり得ると気付く。ラインハルトはハーゼを問い詰め、彼は自分が極度の赤緑色盲であると認めた。それはルドルフ大帝が定めた劣悪遺伝子排除法で根絶されたと思われた障害だった。犯人はハーゼと断定する校長だったが、ラインハルトは真犯人は別にいると語る。
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EP9
キルヒアイスは休暇を楽しむため、リゾート惑星クロイツナハⅢへと向かう。ラインハルトを待つ彼は、滞在先のホテルで暴漢に襲われた老人を救う。老人は、帝国軍が大敗した「アルレスハイム会戦」の指揮官、カイザーリング退役少将だった。治安責任者のホフマン警視はキルヒアイスに、暴漢はサイオキシン麻薬中毒だったと告げ、軍内部に麻薬を扱う秘密組織があると明かす。そして、司法の手が及びにくい軍内部の犯罪を撲滅するため、キルヒアイスに協力を要請する。
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EP10
カイザーリングから会食に誘われたキルヒアイス。カイザーリングは翌日に会う予定の旧友、バーゼル夫妻について語る。バーゼル夫人となったヨハンナを40年間、変わらず愛し続けていると語る彼の姿に、思わず自分とアンネローゼの姿を重ねるキルヒアイス。彼は、カイザーリングに世間の風評とは異なる高潔で明哲な印象を受けた。一方、ホフマンは先の暴漢が以前、カイザーリング艦隊に所属していたことを突き止めていた。その夜、キルヒアイスは異常な息苦しさに襲われる。
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EP11
ホフマンはキルヒアイスに、先の暴漢のカイザーリング艦隊時代の上官がバーゼルだったと語り、アルレスハイム会戦の直前、バーゼルがサイオキシン麻薬所持の疑いで憲兵隊の捜査対象になっていたと伝える。キルヒアイスはカイザーリングのもとを訪れ、カイザーリング艦隊に麻薬が蔓延していたのではないか、帝国軍が崩壊したのも麻薬が原因ではないかと問う。カイザーリングは、愛する女性の選んだ者が犯罪者であってはならなかった、と告白する。
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EP12
カイザーリングは、バーゼルの犯罪について証言することを拒む。一方、ヨハンナは夫に改心を促すため、警察へ密告したことを告白。しかしバーゼルは、妻からの警告をカイザーリングからのものと誤解し、彼の暗殺を目論んだのだ。キルヒアイスはバーゼルを罠に掛け、事実を告白させる。進退窮まったバーゼルは、証拠書類を焼き捨てるようヨハンナに命じる。資料を手に暖炉に向かう老婦人を、キルヒアイスは撃つことが出来ない。その時、一条の火線が走った。
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EP13
ラインハルト准将とキルヒアイス大尉は、同盟領進攻作戦に分艦隊司令として参加した。しかし所属する艦隊の司令官グリンメルスハウゼン中将が、高齢により実質上戦力外となっており、功績を挙げる機会すら与えられない状態だった。さらにリューネブルク准将麾下の強襲揚陸艦部隊による進路妨害もあり、彼の苛立ちは募る。戦場となったヴァンフリート星域は通信状態が悪く、艦隊間の意思疎通すら難しい。そこに両軍の艦船が入り乱れ、戦況は混沌としていた。
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EP14
グリンメルスハウゼン艦隊は、総司令部の指示により衛星ヴァンフリート4=2に駐屯基地を建設することに。しかし、そこには既に同盟軍が前線基地を築いていた。同盟軍司令セレブレッゼ中将は、薔薇の騎士連隊に対し敵情偵察を命じる。連隊長のヴァーンシャッフェ大佐は留守をシェーンコップ中佐に任せ、自ら偵察に赴く。一方、ラインハルトも同盟基地の存在を察知、偵察に出ようとするが、その任務はリューネブルク中将に下される。
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EP15
偵察から戻らない連隊長を捜索するシェーンコップたち。車輌の轍をたどるうち、帝国軍の兵士を発見した。その中に3年前、帝国に逆亡命をした第11代薔薇の騎士連隊長リューネブルクの姿を見る。その後、味方偵察隊に合流するが、既に帝国軍は周囲を包囲していた。激しい攻撃に負傷するヴァーンシャッフェ。リューネブルクにシェーンコップが立ち向かう。決着のつかぬまま撤収した彼らだが、ヴァーンシャッフェは基地に着いた後、命を落とす。
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EP16
基地に戻ったリューネブルクは、同盟軍が建設した前線基地の存在を報告。帝国軍は攻撃の準備に入る。一方、同盟軍基地でも敵の来襲を予測し、新たに第13代連隊長となったシェーンコップのもと、迎撃態勢が整えられつつあった。しかし敵との戦力差は大きく、まずは持久戦に持ち込み、味方艦隊の来援を待つ消極案を採ることに。ラインハルトは、この地上戦を契機に会戦全体が動くと予想するが、現時点でその戦略眼を生かすことは出来ない。彼の苛立ちは募る。
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EP17
ヴァンフリート4=2では激戦が続いていた。数の上では帝国軍が優位に立っていたが、同盟軍は地形をうまく使い戦線を支えていた。そこにビュコック率いる第五艦隊が救援に駆けつけ、さらにこれを阻止しようと帝国艦隊も動く。ラインハルトが予見したように、いつしかヴァンフリート星域は主戦場となっていった。一方、地上ではラインハルトとはぐれたキルヒアイスがシェーンコップと遭遇、両者とも一歩も譲らぬ戦いを繰り広げる。
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EP18
同盟軍基地に入ったラインハルトは、基地司令官セレブレッゼを発見、これを捕虜にする。キルヒアイスは、このことをいち早く上層部に報告し、ラインハルトの武勲が横取りされぬよう気を配る。その後、司令部より撤退命令が届き、帝国軍陸戦部隊も艦隊に帰還した。ヴァンフリート星域会戦は終結し、ラインハルトは武勲により少将に昇進するが、キルヒアイスの階級は留め置かれた。ラインハルトは人事局長に抗議するが、逆に彼らの処遇は特例なのだと指摘される
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EP19
帝都オーディンに帰還したリューネブルクは、妻エリザベートを伴い、オフレッサー上級大将の邸宅を訪問する。ラインハルトと反目する勢力に顔を繋ごうとするリューネブルクだが、オフレッサーは彼の本心を見透かし、冷淡に扱う。一方、一時は見送られたキルヒアイスの昇進が認められた。意外にも、グリンメルスハウゼンが強く推薦したとのこと。キルヒアイスは老提督のもとを訪れ感謝の言葉を伝えるが、そこでキルヒアイスは彼の洞察力の鋭さを知る。
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EP20
初夏を迎えた帝都オーディンで、キルヒアイスは久しぶりに両親のもとに帰省した。心地良い郷愁に浸りつつ、かつて美しい姉弟と過ごした日々が過去のものになったことを実感するキルヒアイス。一方、皇帝フリードリヒⅣ世は、ラインハルトにかつての名門貴族ローエングラム家の名を継がせようと語り、周囲を驚かせる。そんな折、宮廷内に奇妙な噂が流れる。リューネブルクの出自がゴールデンバウム王朝に連なるもので、彼は帝位継承を求めて逆亡命したというのだ。
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EP21
グリンメルスハウゼンの邸宅で、彼の大将昇進を祝う祝賀会が開かれた。席上、リューネブルクは義兄である内務省警察総局次長ハルテンベルク伯に呼ばれ、宮廷内に流れる噂の真偽を問われる。パーティー会場を抜け出そうとしたラインハルトは、リューネブルクの妻エリザベートが気分を悪くしているのを見つけ介抱する。そこに現れたリューネブルクは不義の現場を押さえたかのような態度を取る。激怒したラインハルトは、彼に決闘を申し込むが……。
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EP22
第六次イゼルローン要塞攻略戦の準備に追われる同盟軍の中で、「非常勤参謀」と渾名されるヤンは、この戦いに全く興味を抱けずにいた。イゼルローン要塞に赴任したラインハルトも同様で、要塞ひとつの攻防に拘泥する両軍を冷ややかに見ていた。彼は2000隻規模の小艦隊を率い、あたかも狩猟のように同盟軍艦艇を撃沈して回る。同盟軍は、この小癪な敵への対応をヤンに任せた。ヤンは敵の小艦隊を指揮する人物の癖を見抜き、罠を張る。
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EP23
敵要塞主砲の射程を見切り、そのすぐ外側に艦隊を展開することで敵艦隊を呼び寄せ、その隙に要塞を攻撃する。これが同盟軍の立てた作戦だった。計略は当たり、同盟軍は一気に攻勢に移ろうとするが、ここにラインハルト指揮の分艦隊が襲いかかる。形勢はふたたび帝国軍優位に傾くが、功を焦った帝国軍艦隊が突出。ヤンはそこを見逃さず予備兵力を投入、戦場は乱戦の様相を呈する。そんな中、薔薇の騎士連隊の挑戦状を受け、リューネブルクが単身で現れる。
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EP24
戦局は膠着し、消耗戦となっていた。ヤンは撤退時期を逸したとぼやき、ラインハルトは不毛な戦いに決着をつけるべく上申書を提出する。総司令官ミュッケンベルガー元帥は差し出口に激怒するが、その内容は理に適うと判断、ラインハルト自身に作戦実行を命じる。同盟軍も撤退準備を進めるが、ヤンはまたしても蚊帳の外に置かれる。そこにラインハルト指揮の小艦隊が襲撃をかけてきた。ヤンはこれが罠だと見抜くが、総司令官ロボス元帥は追撃を命じる。そして……。