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『ゾイド -ZOIDS-』第31話 三人の騎士

放送開始:2000-04-15

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あらすじ:

ルドルフ(鶴野恭子)とともにガイガロスに向けて旅をするバン(岸尾大輔)たちは“勇者の谷”にさしかかる。帝国と共和国がまだ戦争状態になる前、それぞれの国から最強のゾイド乗りたちを選んで互いにその力と技を競い合ったといわれる地には、今も格闘技場の跡が残り、古き良き時代の名残をとどめていた。バンたちは帝国の地理を良く知るルドルフの薦めで、その先にある“風の都”と呼ばれる山間の村で休憩を取ることにした。

ところが一行が村を見下ろす峠にたどり着いてみると、そこには広漠な廃墟が横たわるばかり・・・。家屋は焼け落ち風車は無残に破壊され、ツェッペリン前皇帝の保養地だった美しい村は見る影もない。非武装地帯であるはずの村の惨状に、ルドルフも愕然とする。

一方、村を焼き払い、悠々と夜の砂漠を行くグレン中尉(千葉進歩)率いる辺境警備隊・・・。とそこへ急速接近してくる3体のセイバータイガーがあった。ビーピー(八木光生)、グロスコフ(宝亀克寿)、ワグナー(堀勝之祐)の3人だ。3人は猛烈な速さでグレン中尉に追いつくと、たった3体のセイバータイガーで、重武装のダークホーンを先頭に2体のアイアンコングと10体のヘルディガンナーからなる大部隊を圧倒的な強さで撃滅する。

そのことを知った女将校ハーディン(浅野まゆみ)は、ルドルフとおぼしき人物がバンたちとともにシーパース隊に追撃をしたことをプロイツェン(大塚芳忠)に報告するとともに、かつて帝国の三銃士として名を馳せたゾイド乗りでありながらも、忠誠心と正義感のありあまるばかりに今回の味方軍を全滅させてしまった彼ら3人に、ルドルフ討伐を命じたらどうかと提案する。

今や前線を退き、辺境の地に身を置く老兵にすぎない自分たちに、なぜこのような命が下されたのかと疑問に思いながらもビーピー、グロスコフ、ワグナーの3人は帝国兵士の誇りにかけ、ルドルフ殿下を名乗り帝国領土内に潜入したバンたち一行を討ち果たすことを約束する。

やがてバンたちの前に姿を現した三人の騎士は、勇者の谷の闘技場で決戦を望む。その姿に、ルドルフは彼らが伝説の三銃士と呼ばれる最強無敵の勇者であることを確信するが・・・。

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